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★~★~★~★ムーブフェスタの夏★~★~★~★
今年の夏は本当に暑いですね。
思えば、去年も今年のように暑い夏、そして寒さ厳しい冬。暖かい春や涼しい秋、おだやかな気候の良い時季が短くなっているように感じます。
厳しい暑さの中、ムーブ最大のイベント、ムーブフェスタが無事に終了しました。
今年は、昨年の参加者の意見を踏まえ、フェスタ期間中には所内整理日(休務日)を設けない事にしました。その効果もあってか、フェスタ参加者は速報値で約54400人!
昨年より1100人ほど増加しました。
ムーブの館内は毎日、参加した皆さんの熱気であふれていました。
(猛暑はNGですが、こんな熱さはいいですね。)
7月7日(土)のオープニングは、小島慶子さんの講演会から。ムーブの周辺は前日までの雨もあがり、小島さんも東京を出発したとの連絡あり。
どうにか開催できそうです。
予定より少し遅れて小島さんが到着。打ち合わせの後、予定どおり講演スタート。
小島さんには、一家の大黒柱としての経験を語っていただきましたが、シャープな言葉の中に温かさのにじむ素晴らしいお話でした。
会場の外は、国連ウィメン北九州チャリティバザー、「エプロン男子同好会」による北九州グルメ(焼きうどん)の販売、陶器や布小物、アクセサリーなどのフリマで大賑わい。
雨の影響をほとんど感じさせない一日でした。
7月13日(金)の夜は、市民グループ‘たて子とちく子’による「建設産業の男女共同参画推進実態調査」の研究報告会。
約1年をかけて調査・研究した成果の発表の場です。グループ代表の籠田さんの熱い語り、コメンテーター・九州工業大学副学長安河内先生の小気味良い解説、お二人のやり取りで盛り上がりました。
7月14日(土)の午後は、ローズさんによるLGBT講演会。
1階の交流広場に用意したイスは、あっという間に満席。イスを追加する傍から次々と埋まっていき、最終的に200人を超える皆さんにローズさんのトーク&ライブを楽しんでいただきました。
7月21日(土)は、恒例のサマーカーニバル。大正琴、ベリーダンス、手話ダンス、フォークソング、バナナの叩き売り…。皆さん、普段どおりに楽しく歌ったり、踊ったりできましたか?
ムーブフェスタの3週間は、あっという間に過ぎました。
時計の針の回るのが、速いこと、速いこと!
そして、今年も参加者の皆さんから元気&勇気&やる気をたくさんいただきました。
暑い夏はまだ続きます。皆さん、どうぞご自愛を!
最後に…ムーブの秋の講座の募集が始まっています。そちらはどうぞお早めに!
おとこの魅力アップ~○○男子の勧め
“ムーブ”の開所は平成7年7月。今年開所24年目に入ります。
オープン当初は“女性センター”という名称でしたが、平成14年4月、市の男女共同参画推進条例の制定を機に施設名を“男女共同参画センター”に変更し、現在は女性に限らず、男性にとっても身近で魅力ある施設となるような取り組みに力を入れています。
例えば「男のライフセミナー」、「父と子の料理教室や木工教室」、「男性のための電話相談」等、男性向けもしくは男性限定の事業はたくさんありますが、皆様から熱い支持をいただき、毎回大好評なのが、おとこの魅力アップ、〇〇男子シリーズ!
平成23年度に「エプロン男子(男性向けの料理教室)」をスタートさせましたが、年を経るごとに質・量ともにグレードアップし、現在では、エプロン男子(初級編&中級編)、介護男子の他、アイロン、裁縫、片付け等の生活技術を取得する講座や緑茶、コーヒー、味噌づくり、パンづくりの講座までバラエティに富んだ講座を開催しています。
どの講座にも毎回定員を超える応募があり、抽選で参加者を決定しています。
「料理や裁縫はやったことがない、初めてだけど…」という方も大歓迎!
講師の丁寧な指導、「男性のみ、志を同じくする者同士!」という気軽な雰囲気の中で、皆さん楽しみながらどんどん腕を上げているようです。
かつて「男子厨房に入らず」という言葉がありましたが、今は、そしてこれからは、男子も女子も厨房に入る時代です。
男性の皆さん、これからの人生をより豊かにするために、ぜひ一度ムーブの講座をのぞいてみませんか?
毎年7月には、開所を記念して“ムーブフェスタ”が開催されますが、今年のフェスタの初日(7月7日(土))には、エプロン男子同好会の皆さんによるバザーの出店(焼きうどん、白玉あんみつ)もあります。
7月は、ムーブが一番賑わう時節。皆様もぜひムーブへお越しください。
来月は、ムーブフェスタ!
ムーブの誕生月(7月)には、毎年ムーブ最大のイベント“ムーブフェスタ”が開催されます。
今年のムーブフェスタも準備が進んでいます。
リーフレットもできあがり、ムーブが入居する大手町ビルの入口にはフェスタの立て看板も設置されました。
今年のフェスタのテーマは"はぐくむ"。
そして、キャッチコピーは「夢をはぐくみ、未来を拓く」。
7月7日(土)のオープニングイベント「小島慶子さん講演会」から始まり、
7月28日(土)までの22日間、ムーブ主催の4つのイベント(小島慶子さん講演会、
ローズさんトーク&ライブ、サマーカーニバル、「建設産業の男女共同参画調査研究報告会」)の他、100を超える市民企画事業が実施されます。
催し物の中には、小島慶子さんの講演会など、事前申し込み(締め切りあり)の必要なものもあります。早めのチェックがおススメです。
詳しくは、ムーブフェスタHP(ムーブHPの左上部からリンク)や区役所や公共施設等に置いてあるフェスタのリーフレットをご覧ください。
梅雨明けにはまだ時間がありますが、ムーブの夏は暑いです。
皆様のお越しをお待ちしています。
★ムーブフェスタ★
5月は新緑の季節・・・明日を生きる子供たちのために
ゴールデンウィークをはさんで、ブログの更新が遅くなりました。
今年は、「中2日を休んで9連休」という方もいたそうですが、皆さんはどのように過ごされましたか?
さて、ゴールデンウィークを構成する祝日の1つに「こどもの日(5月5日)」があります。
祝日法(第2条)によると、こどもの日の意義は「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」だそうですが、こどもの健やかな成長を願い、見守る親心はいつの時代も変わりません。ただし、現代の子育ては「母だけでなく、父と母が共に手を携えて行うもの」になりましたね。
5月の新緑と光の中、新1年生が学校にも慣れたのか、黄色い帽子とランドセルカバーを着けて跳ねるように登校していきます。そういえば、北九州市では5月下旬に運動会を実施する小学校も多いようです。(私の母校も5月27日に実施予定)
そんな子どもたちが生きる明日は、男の子も女の子もそれぞれ、自分の個性と能力を十分に活かして伸び伸びと生きていける社会であってほしい。
そんな社会をつくること、そして、そのような社会を維持する力を子どもたちに授けること、この2つが今の大人の責務ではないでしょうか。
大人になってどのような家庭を築いていくか、そこにはその人が過ごしてきた家庭環境も大きく影響するようです。
個人的には、子ども(1人っ子の男子)にあまり家事をさせなかったため、彼は高校の家庭科で「りんごの皮むき」の補習を受けたという苦い経験が…。その子も大学進学を機に一人暮らしを始めてから、一通りのことができるようになりました。
今年のムーブフェスタのテーマは「夢をはぐくみ 未来を拓く」です。
明日を生きる子どもたちのために何ができるのだろうか?
柏餅ならぬアイスクリームを食べながらそんなことを思った今年の5月5日でした。
新年度が始まりました
4月に入り、先月中旬までの寒さが嘘のようにすっかり春になりました。
今年は桜の開花が早かったですね。
いつも「下到津の白い花が散った後に小倉城の桜」のような感じでしたが、今年は2つの花が同時期に咲いていました。
下到津の白い花が咲くと、春が来たな…と思う。
旅行の帰りに皿倉山が見えると、帰ってきたな…と思う。(私は八幡東区民なので)
昔々、東京から寝台列車で帰るとき、クジラの看板が見えると、九州が近いな…と思う。
など思い出に残る景色はいつまでも忘れられません。
さてさて思い出話はさておき、ムーブの新年度が始まりました。
同時に、昨年度の事業に関する冊子や研究報告書もできあがりました。
●若年層の女性に向けた冊子「見つめよう、ココロとカラダ」(ムーブ叢書)
今の自分も未来の自分も大切にしてほしい。ココロのこと、カラダのこと、性のこと、お付き合いのこと…イラストをたくさん入れて、読み進めやすい体裁にしました。
●建設業界における女性活躍アンケートの結果分析と提言(市民グループ「たて子とちく子」による研究報告書)
女性の活躍がまだまだ少ないといわれる建設業界において、どうすれば女性活躍が進むのか、市内の企業を対象にしたアンケートの分析結果を踏まえての提言です。
このほか年3回発行している「ムービング」や「カティングエッジ」も2月末に最新号を発行しています。いずれの冊子もムーブのHPから見ることができます。
上半期の事業も始まりました。
おとこの魅力アップシリーズでは、
●4月14日(土)⇒フラワーアレンジメント男子(お花は初開催、参加は締め切りました)
●6月9日(土)⇒弁当男子~飾り巻き寿司に挑戦(こちらは、参加者募集中です)
日々の生活のあれこれ、女性も男性も協力してできることから始めましょう!
ムーブでは、男性にとっての男女共同参画や若年層の男女共同参画への気づきの促進に力を入れていきたいと思います。
今年度も、ムーブをどうぞよろしくお願いします。
受賞おめでとうございます
男女共同参画社会の推進やワークライフバランスの実現に功労があった個人や企業・団体等に対して、さまざまな賞の授与が行われています。
これまで福岡県には「福岡県男女共同参画表彰」(今年度で第16回)があり、北九州市には「北九州市女性活躍・ワークライフバランス表彰」(女性の職業生活における活躍やワークライフバランスの推進に取り組む企業、団体、個人を表彰するもので、今年度で第11回)がありました。
これらの賞に加えて、今年から北九州市表彰に「男女共同参画部門」が新設されました。
市では毎年、社会福祉や教育などの分野で功労があった個人や団体を表彰していますが、地域における男女共同参画や女性活躍の更なる推進を図るため、地域において多年にわたり男女共同参画に関する啓発活動等に取り組んでいただいた方や、これまで女性の進出が少なかった分野等に果敢に挑戦し、先駆的な活動を行い、功績を挙げている方等を対象とした、北九州市表彰「男女共同参画部門」を新設したものです。
第1回目の受賞者は6名で、全て女性の方です。
八幡東消防団の副団長、小倉北区中井校区まちづくり協議会会長、ムーブの指定管理者である(公財)アジア女性交流・研究フォーラムの元理事(故人)、そして長年にわたり地域で地道に男女共同参画社会実現のための活動を続けている北九州市女性団体連絡会議の元会長3名(小倉南区2名、戸畑区1名)が受賞されました。
受賞された方の活動はいずれも素晴らしく、心強く、貴重なもので、今回の受賞を心からお祝い申し上げます。本当におめでとうございます。
なお、受賞された方のお名前は、市政だより3月1日号やムービング84号に掲載されています。
今年のムーブフェスタがスタートしました!
ムーブの誕生月(7月)には、毎年ムーブ最大のイベント“ムーブフェスタ”が開催されます。
新年早々ですが、今年のムーブフェスタに向けての準備が始まりました。
1月11日に実行委員会が立ち上がり、ムーブフェスタの開催期間は、7月7日(土)~7月28日(土)と決まりました。
フェスタの準備状況をお話すると、現在「市民企画事業」の募集中です。
この「市民企画事業」はフェスタのメインとなる事業で、市民の皆さんが期間中にムーブの施設を利用して、自ら企画・実施する手作りの事業です。
男女共同参画社会の実現に向けた事業、自主的な活動発表など、個人・グループ相互の情報交換と交流を支援します。フェスタへの参加は、皆さんの活動のステップアップにもつながります。
事業は、①企画事業、②フリーマーケット、③サマーカーニバル(交流広場での発表会)の3種類。企画事業では、講座、講演会、ワークショップ、交流会、コンサート、芸術作品展示など様々な活動ができます。
毎年、100を超える催しと5万人を超える来場者で、7月のムーブは明るく賑わいにあふれています。
あなたもムーブフェスタに「創る人」で参加しませんか?
募集案内は、ムーブ、レディスもじ、レディスやはた、各区役所、市民センター等にあります。
3月3日(土)には、ムーブで事前説明会を行います。この説明会への参加がないと原則市民企画事業へ応募できませんので、まず募集案内をゲットして、説明会へ足をお運びください。
募集案内はムーブホームページからでもダウンロード可能です!
毎年参加されている方も、初めて参加してみようという方も、どちらも大歓迎!
(今はとても寒くてなかなか想像できませんが、)今年の夏はムーブで、暑さを吹き飛ばしましょう!
新年のご挨拶
新しい年、2018年がスタートしました。
北九州市立男女共同参画センター・ムーブでは、今年も、女性と男性が共に自らの個性と能力を活かし、いきいきと活躍できる社会の実現をめざして、様々な事業に取り組みます。
今ご覧いただいているムーブのホームページでは、現在開催中(募集中)の講座をはじめ、相談室や図書室のご案内もしています。
ムーブでは、既にご利用いただいている方はもとより、まだムーブに一度も足を運んだことのない皆様にとっても、親しみやすく、使いやすい、そして御自身のエンパワーメント(力をつけること)につながるような魅力ある施設をめざして、常に努力を続けてまいります。
本年も北九州市立男女共同参画センター・ムーブをどうぞよろしくお願いいたします。
福島の方のお話をお聴きしました。
12月の初め、男女共同参画センター全国会議に出席するため、福島に行ってきました。
「~課題に向き合い、地域につなぐ、私たちの使命~」が大会全体のメインテーマです。
1日目は、二本松市にある県の男女共生センターで「災害・復興と福島の女性たちの今」をテーマに基調講演とパネルディスカッションに参加しました。
2日目は、バスで被災地の川内村、飯舘村を回り、それぞれの村長さんや地域の女性リーダーの方に震災発生から今日に至るまでのいろいろなお話をうかがいました。
初日のパネルディスカッションでは、災害に関するセンターの役割として
- 日頃からの男女共同参画(一人ひとりを大切にする、女性だからこうなければではなく、私らしく生きること)の考え方を広めていく
- 地域活動、活躍の場づくり、次世代のリーダーづくり
- 避難しながらも力を付けていく女性たち、そうした地域の中で活躍する女性たちのバックアップ(女性活躍は働くことだけではない)
- 福島から各地へまだ多くの人が避難している。避難先の市町村では、福島から来た人たちを支援して欲しい
など、さまざまな提案がありました。
2日目の視察。福島を訪れるのは初めてです。
地震・津波の被害、原発の被害がまだ生々しく残る地区をバスで行きながら、車内では講師の地元フリーアナウンサーが、発災から今日までの取材記録と記憶をベースに福島の現状をお話されました。
ここではとても書ききれないほど重く、厳しい内容でした。
「福島の復興ができなければ、日本の復興はない。」講師のお言葉です。
東日本津波原発事故大震災(講師はこう呼んでいます)からもうすぐ7年。
発災当時に比べて、その報道は大きく減りました。震災後、多くの大きな事件・事故が起こり、九州では節目でなければ福島のニュースに触れることはありません。
福島駅で午後4時過ぎに解散。新幹線、飛行機、バス、タクシーを乗り継いで、北九州市内の自宅へ戻ったのは午後11時半過ぎ。あらためてその距離を思いました。
「今回の貴重な体験を何とか今後のムーブの事業に活かすことはできないか」と考えています。
また、仕事に限らず、私の家族や友人にも伝え、皆で共有していくことで、同じ時を生きる人間として、福島と北九州の距離を少しでも縮めていくことができれば…と願っています。
11月は、ワーク・ライフ・バランス推進月間です!
近年、ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)という言葉を耳にすることが多くなりました。
でも、ワーク(仕事)とライフ(生活)のバランス(調和)とは、具体的に何をどうすればよいのでしょうか。
ワーク・ライフ・バランスが目指すのは、
「多様な生き方、暮らし方を認め合うことで、やりがいや充実感を感じながら働き、限られた時間の中で「仕事」上の責任を果たしながら、仕事以外の時間で子育て、介護、地域活動、自己啓発など充実した「生活」を実現する」
というもの。
誰もが、仕事、家庭生活(育児、介護、家事)、地域活動、個人の自己啓発などさまざまな活動を自分が希望するバランスで行える状態です。
こんなことはありませんか。
〇長時間労働のため、仕事以外の時間が取れない。
〇子どもや家族の病気や学校・地域の行事、介護などで休みを取りにくい。
〇身体の調子が悪くても、仕事が忙しくて病院に行けない。
〇周囲の目が気になって、定時に帰りづらい。
〇皆が残業しているので、だらだらと仕事をしてしまう。
〇熱中できる趣味もないし、余暇の過ごし方がわからない。
これらは、ワーク・ライフ・バランスが実現できていない状態の一例です。
ワーク・ライフ・バランスとは、仕事より私生活を優先することではありません。
さまざまな工夫を行って効率的に働くことにより、時間をつくり、仕事以外の多様な活動を充実させようというものです。
そのためには、働き方と「仕事オンリーの考え方」の見直しが必要です。
11月はワーク・ライフ・バランス推進月間で、北九州市でも関連イベントが開催されます。
まずはイベントに参加して、ワーク・ライフ・バランスにチャレンジするヒントを見つけませんか。
※このブログの掲載にあたっては、北九州市のホームページ‘はじめようワーク・ライフ・バランス’を参考にしています。