初めまして 着任のごあいさつ

投稿者:所長 2022年07月12日

 

 6月末に、前所長の江副さんからバトンを引き継いだ小石佐織と申します。

 長らく市役所の様々な部署で働いてまいりましたので、中には、私がここに登場したのを、驚いて見ておられる方もあるかもしれません。

 私にとっては心機一転(直前は、市職員のための研修所の所長。なんという違い!)、初心に戻って努めてまいりますので、皆さま、これからどうぞよろしくお願いいたします。

 

 さて、7月も半ばとなりました。恒例の開館記念行事「ムーブフェスタ」も半分が終わったところです。

 折しも、着任早々の私の机の上には、『ムーブものがたり』というムーブ開設に関わった方々の対談集(冊子)が置かれています。

 ノスタルジーも手伝って、ちょっと、中を覗いてみましょう。

 

 ムーブの設置目的や、公募で決定したムーブという愛称にこめられた思いは、ここまでたどり着いてくださった皆さまは、このウェブサイトの「ムーブとは」でご覧になっていることでしょう。

 『ムーブものがたり』によると、女性のための活動拠点が欲しいという関係者の思いは、1980年「国連婦人の十年」中間年世界婦人会議(コペンハーゲン)や1985年「世界婦人会議」(ナイロビ)の頃から萌芽し、紆余曲折を経て、1995年7月、待望の女性の活動拠点が実現したということです。

(*会議名は、当時のものをそのまま掲載しました。)

 

 ナイロビ会議には、はるばる北九州市から、20人もの女性が自費で参加したそうで、男女共同参画に対する熱意たるや、まさに、アジア大陸を越え、中東を越え、アフリカに至る!

 インターネット前の時代のことですから、「万難を排して」だっただろうと推察します。公害克服に動いた「青空がほしい」活動の女性たちもすごければ、このナイロビに行かれた女性たちもすごい。北九州市には素晴らしい女性が多いと思いませんか。

 

 そうして生まれたムーブの活動の中心は、「知る」(情報)、「交わる」(交流)、「考える」(課題解決)、「生まれる」(新しい価値観)のネットワーク形成促進です。それは、今に至るまで、脈々と引き継がれています。

 

 過去の話ばかりしていますが、ムーブは、もちろん、今を生きる、そして未来を担う人たちのために存在します。ジェンダー問題を考え、女性活躍を推進することで、女性だけでなく全ての人を包含する社会が、より良い方向に向かうよう多様な事業を行います。そして、一つひとつの活動は、時代とともに変わっていく今の課題に、未来志向で取り組んでいくものです。

 ただ、今日は、所長就任にあたり感じた、“温故知新”を少しだけ披露させていただきました。

 

 まだまだコロナ禍の状況は注意していかなければなりませんが、皆さまとともに、ムーブを拠点として様々な活動を企画し、実施し、参加して集うことを楽しみにしております。

 

 ムーブフェスタも、7月16日(土)には、2階のホールでステージ・イベントが繰り広げられる「サマーカーニバル」があります。午前の部、午後の部があって、ムーブフェスタのサイトに時間・プログラムが載っていますので、訪問してみてください。

 また、休憩時間の13:00~13:45には同じホールで「行列のできる!?法律相談Q&A」、弁護士と警察官が、離婚や暴力、詐欺など身近なトラブルのQ&Aをクイズ形式でわかりやすく解説します。

 どちらも、事前申し込みは必要なく、出入りも自由にできますので、お誘いあわせのうえ、ぜひお越しください。

 

それでは、次回また。 どうぞ、お健やかにお過ごしください。

 

 

2022年7月

北九州市立男女共同参画センター・ムーブ所長

  小石 佐織