新年のご挨拶 ~withコロナの中で新たな希望に満ち溢れた年に~
皆さん、新年あけましておめでとうございます。
本年もムーブをよろしくお願いします。
新型コロナウイルス感染症のまん延により大変な年となった2020年は、ここムーブにおいても施設の休館やムーブフェスタをはじめとしたさまざまな事業の中止など、事業運営に大きな影響を受け、利用者の方々に大変ご迷惑をおかけしました。
新たな年を迎えましたが、今なおウイルスの猛威は衰えるところを知らず、我々の暮らしを直撃しています。
一方で、昨年末から一部の国でワクチンの接種が始まるなど、明るい話題も出てまいりました。我が国でも早ければ春先あたりからまずは医療従事者などを対象に接種が始まると言われており、予定どおりいけばあと少しの辛抱で徐々に元の生活を取り戻していけるのではないでしょうか。
非常に厳しい生活を強いられている方もたくさんいると思いますが、何とかその時まで踏ん張って、一人ひとりが「感染しない、感染させない」行動をしっかりと守っていきましょう。
今年7月に開催予定のムーブフェスタ2021については、近々第1回目の実行委員会が開催されるなどいよいよ準備作業が始まります。
withコロナという状況の下で、事業の内容によってはオンラインでの開催などにも対応できるようやり方を工夫していこうと考えていますが、個人的にはやはり開催期間中ここムーブに多くの方々が集い、連日賑わっている状況となることを期待したいと思ってます。
さて、今年の干支は「辛丑(かのと・うし)」。
ネット情報によれば、「辛」は痛みを伴う幕引き、「丑」は殻を破ろうとするいのちの息吹を意味し、この二つが互いを生かしあい、強めあうということで、今年は大きな希望が芽生える年になるということです。
今まさに全世界で多くの方々がコロナで苦しんでおり、なかでも特に女性は大変厳しい状況に置かれていると言われていますが、これは、コロナ禍によってそうなったのではなく、性別による役割分担意識や不安定な雇用形態など、普段から課題とされていたことがコロナ禍で増幅されて顕在化したものです。
今年の干支にあるように、この大きな痛み、厳しい状況に1日も早く幕を引き、新たな希望に満ち溢れた男女共同参画社会の実現に向けて、大きな一歩を踏み出す年にしたいと思います。
withコロナの下で皆様には引き続きご面倒をおかけすることもあるかと思いますが、本年もよろしくお願いいたします。