レッツトライ、英会話!

投稿者:所長 2018年12月04日

 恥ずかしながら、私は英語がほとんど話せません。中学、高校、大学(第一外国語)と英語の授業は受けましたが、文法と読み書き(グラマーとリーダー)中心で、リスニングや会話を学びませんでした。仕事に就いてからも、特に英会話が必要という経験も無く、英語を話せる人をただ「うらやましいな」と思っているだけでした。

 

  40年近い市役所勤務の後、昨年6月からムーブを所管する公益財団法人に勤務していますが、財団ではムーブの運営の他に、女性の地位向上やジェンダー平等に関する国際的な事業も行なっています。

 ムーブでは英語に接する事業はほとんどありませんが、国際事業の中ではジェンダー研修(JICAから受託)、国際理解セミナー、スタディツアー等々英語と触れ合う(英語を話さないといけない)機会が出てきました。

 もちろん講義は日本語でオッケーですが(逐次通訳)、研修生への挨拶、ウェルカムパーティー、交流会など外国の方と会話をすることが多く、通訳なしではほとんどしゃべれない私は、「流暢でなくてもいいから、少しでも英語を話せたらどんなにいいだろう!」と思うようになりました。

 

  そこで一念発起!今年の9月から11月にかけて、ムーブの英会話(初級クラス)に通い、毎週水曜日の19時から20時30分まで、15名のクラスメートと一緒にレッスンを受けました。       

   教室では、様々な状況を設定して、挨拶、おもてなしの言葉、簡単な意思疎通のメッセージなどを学びます。12回コースの10回目には、英語のプレゼンもありました。ペットのこと、近場の山の紹介、アメリカに関するクイズなど十人十色の楽しいプレゼン大会でした。私は飛騨高山へ行った旅行の話をしました。

 

  あっという間の3ヶ月。英語がぐっと上達したという訳ではありませんが、英語を話すことに対するハードルは以前より低くなった気がします。

   英会話教室でも、先生から

①無理に難しい単語を使わなくても、簡単な言葉で話せばよい

②アイコンタクトとジェスチャーは大切

③まず積極的に話しかけてみること などのアドバイスがありました。

 

 60の手習いで、仕事上の必要性にかられての挑戦とはいうものの、貴重な経験でした。

 1月の中旬からJICAの研修で8カ国の研修生を受け入れます。さて、英会話教室の効果やいかに…ちょっと楽しみです。