熊本地震への支援 ~被災地外から被災地へ~

投稿者:所長 2016年05月06日

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 先月14日夜、大きな揺れを感じて、咄嗟にテーブルの下へ。北九州市でも震度3。翌日の夜中にまた、携帯の「地震です、地震です」で飛び起きて一晩中、テレビにかじりついて地震情報を見て過ごしました。

 被害は熊本から大分まで広がり、南阿蘇の友人を訪ねたときに通った阿蘇大橋まで崩落。大変心が痛みます。被害を受けられた皆さまには心よりお見舞い申し上げます。

 

 昨年4月の所長ブログでご紹介しましたが、全国女性会館協議会が中心になって「大規模災害時における男女共同参画センター相互支援システム」を構築し、インターネット上に情報プラットホームを立ち上げています。

 

相互支援イメージ図

 

 今回の熊本地震では、災害発生の翌朝からインターネット上で情報共有・交換がスタートしました。

多くのセンターから被災地のセンターへ、お見舞いと協力の申出、支援物資が送られています。

 その中で、全国女性会館協議会では、会員館からの義援金をプールして一本化し、被災地の男女/女性センターにお届けすることにしました。ムーブ、レディスもじ、レディスやはたでもその呼びかけに呼応し、先月22日から窓口に募金箱を設置しています。皆さまのご協力をお願いいたします。

 

また、インターネット上の情報交換の場を利用して、

・新潟県の中越地震・中越沖地震の際の経験から、避難所でのプライバシーの確保やルールづくり、運営には必ず女性のリーダー格の人を入れること。

・東日本大震災の経験から、センター職員も被災者であり、被災地のセンター自身が「やろう」と思えることだけを、自分たちのペースで実施すること

など、貴重なアドバイスが送られています。

 

このような中、現在“熊本市男女共同参画センター・はあもにい”では、

◆女性や子どもへの暴力防止の啓発ちらしの避難所での配布

◆オフィスでの業務が困難という方のための、サテライトオフィスの設置

◆ちょっと、家や避難所から離れホットされたいお子様お持ちの保護者の方への幼児室の開放
などに取り組まれています。

 

まだまだ余震が続き安心はできませんが、支援もその時々の被災地の状況に合わせた支援が必要になると思います。全国の男女/女性センターとも協力しながら、ムーブでもできることがあれば支援してまいりたいと思っています。

 

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